Aimパートナーズ 東京・銀座支店

労務情報

労務情報

給与計算情報

初心者でも安心の給与計算① ~社会保険料控除について~

東京・銀座の社会保険労務士法人Aimパートナーズです!

本日は初めて給与計算をする方でも困らないよう社会保険料の控除について解説いたします。

保険料率はほぼ毎年料率の変動があるため、毎月同じ金額を控除というわけには参りませんが、基本的な仕組みを理解することはとても大事です。

それでは行ってみましょう!

 

【目次】

 

◆社会保険料って何のこと?
◆健康保険料
◆介護保険料
◆厚生年金保険料
◆雇用保険料
◆保険料はいつ引くの?

 

________________________________________

 

◆社会保険料って何のこと?
給与計算において控除を行う社会保険料は「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」「雇用保険」の4つがあります。以下、それぞれの保険料と控除の方法について解説を致します。

 

◆健康保険料
健康保険料とは医療保険の1種で、会社員が加入する保険です。健康保険に加入することで医療機関での保険料が3割負担になったり、高額療養費の制度が利用出来ます。また、業務以外でケガや病気を患い、働けなくなってしまった場合の所得補償として傷病手当金の制度があります。保険料の計算ですが標準報酬月額をもとに決定します。仮に標準報酬月額が200千円だとすると、各都道府県の保険料額表にしたがって200千円等級の保険料額を算出します。ここで気を付けるべきことは給与の総支給額ではなく、あくまで社会保険上の手続きで決定した標準報酬月額を使用するということです。

 

◆介護保険料
介護保険とは介護が必要な方を社会全体で支えるために作られた制度です。介護保険は「自立支援」「利用者主体」「社会保険方式」という3つの基本的な考え方で成り立っています。保険料の計算は健康保険と同様に標準報酬月額をもとに決定します。

 

◆厚生年金保険料
厚生年金保険とは健康保険と同様に会社員が加入する保険です。将来受給できる厚生年金の金額の決定は会社員時代の給与と加入期間をもとに決定されます。また、納付する保険料の中には国民年金保険料も含まれているため国民年金分と厚生年金分を合わせて受給することが可能です。保険料の計算は健康保険と同様に標準報酬月額をもとに決定します。

 

◆雇用保険料
雇用保険とは失業した時や教育訓練を受けたいとき等のために会社員が加入する保険です。週20時間以上を働く方であればパートさんやアルバイトの方でも加入することになります。雇用保険料の計算は原則給与の総支給額に対して現在の雇用保険料率をもとに算出します。上記3つの保険との違いは毎月保険料の変動の可能性があるということです。

 

◆保険料はいつ引くの?
「健康保険・介護保険・厚生年金保険料」は共通のルールとなっています。原則は前月分の保険料を控除します。末日締め翌月25日払いの会社で1月入社の方の場合、2月支給の給与から控除が開始します。ですが退職した際の保険料控除の計算は2つのパターンがあります。

①末日退社の場合 この場合は上記の原則と変わりありません。
②末日以外の退社の場合 この場合は退社付きの保険料がかかりません。よって最後の給与から保険料の控除は行わないこととなります。※その代わり国民健康保険料・国民年金の納付義務が発生します。

一方雇用保険料は総支給額に対して計算を行うので、特殊なルールはありません。

 

いかがでしたでしょうか。保険料の計算を間違ってしまった、煩雑な給与計算のアウトソーシング先をお探し等お困りの方は社会保険労務士法人Aimパートナーズまでお気軽にお問合せください!

 

お問合せ先は こちら まで!

 

東京 給与計算東京 社労士東京 社会保険労務士銀座 社労士銀座 社会保険労務士

労務情報一覧へ

社内の業務効率化・DX化・コストの見直しをご検討であれば

適正価格で至高の労務管理サポートを提供します \ 低コストで労務管理サポートいたします / まずはWebで見積もり →