初めてでも安心の給与計算④ ~計算後にチェックすべき項目~
東京・銀座の社会保険労務士法人Aimパートナーズです!
「初めてでも安心の給与計算」シリーズは4回目となりますが、今回が最終回となります。
給与計算には必ずチェックが必要です。複数人でチェックするのが望ましいですが、中小企業ではそこに人材を割くのが難しいと感じている経営者の方も多いはず。
そこで本日は給与計算後のチェックすべき項目について解説します。
【目次】
◆総支給額
◆社会保険料
◆勤怠
◆前月との比較
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◆総支給額
基本給に加えて様々な手当が支給されている場合、支給すべき手当が支給されているか?支給要件を満たさなくなった手当を出したままになっていないかを確認します。
例えば資格手当は社員が会社の支給要件に合致した資格を取得したのにも関わらず反映が漏れているケースが考えられます。また、家族手当は扶養されていた子供が就職等により扶養されなくなったのにも関わらず支給されたままになっているケースが考えられます。
◆社会保険料
社会保険料は基本的に毎月確認する必要性は薄いです。しかし入社や退社など人の動きがあった場合は注意が必要です。入社してから最初の給与支給時に控除を忘れてしまったり、月の途中退社にも関わらず最後の給与で社会保険料を引いてしまったなどはよくあるお話です。また、毎年算定基礎による標準報酬の決定が9月分の保険料から変更となるため10月支給の給与計算の際には必ず確認をする必要があります。
保険料率表は こちら!
◆勤怠
最近は勤怠管理システムから給与計算システムに取り込みできることにより手入力によるミスがめっきり減ったのではないでしょうか。それでも勤怠の確認は行っておくべきです。よくあるのは休業等で出勤0日にも関わらず月給者のため登録している給与額がそのまま支給されてしまったということはあり得ます。
◆前月との比較
前月の給与計算との比較は必ず行うべきです。総計の数字を比較するだけでも間違いに気付くことがあります。特に入社があったのに総計が前月と同じ数字になっていることや特に動きがないのに通勤費が異様に高いことなどで人的ミスを見つけられる場合があります。
いかがでしたでしょうか。給与計算を自社で行っているけれどもあっているか不安、プロの目線で自社の給与を確認して欲しいなど給与計算でお困りの方はお気軽に東京・銀座の社会保険労務士法人Aimパートナーズまでお気軽にお問合せください。
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